この本は、業務ですぐに使える形でPythonアプリケーションを実装してみることに主軸を置いた技術書です。
機械学習やディープラーニングを学んだはいいものの、どのように実践応用すればいいのか悩んでいる方はこの本を読むと「こうやって使うのか!」「こういう応用があるのか!」というところに気づかされると思います。
また、scikit-learnやTensor-Flowといった機械学習・深層学習のライブラリの使い方もコードとともに解説されているので、写経をするだけでもかなりの力がつく良著です。
内容的は、一般的な「入門」とされるアヤメの分類など、機械学習・ディープラーニングを学ぶ人間なら一度は通らなければいけない内容を網羅的に掲載されているイメージです。
この本を通して学べる重要なことは、入門の機械学習・ディープラーニングをライブラリを使って作る経験を得られるという部分ではないでしょうか。
詳細な解説もついていますので、機械学習・ディープラーニング初学者でも理解がしやすいと思います。
また、そのコードを応用すればすぐに実践でも使えるようなプログラム構成になっているため、早く実践で使ってみたいという方には非常にオススメの一冊となっています。
管理人も実際にこの本で勉強しましたが、超オススメの一冊です。